醤油とポン酢を混ぜただけでは、
濃いポン酢が出来上がるだけです。
……調味料の話ではありません。
組織において、
同質のメンバーばかりだと視野が狭くなり、
新しいアイデアが生まれにくく、
問題解決能力が低下するという問題も生じます。
これにより、チームの成長や
競争力が大きく損なわれてしまうのです。
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ロードプロファイル
喜多庸元(きた のぶゆき)です。
IT企業経営とICT顧問をしています。
●異なる才能を認め合うチームの魅力
異なる才能を持つメンバーが集まることで、
チームの柔軟性や対応力が向上します。
それぞれの強みを活かし、
弱みを補完し合うことで、
チーム全体のパフォーマンスが向上するのです。
しかしながら、
異なる才能を持つチームを作るのは
とても難しい。
その理由として、組織文化の硬直性や
リーダーシップ不足があります。
また、異なる視点や意見を表明することで、
対立することを恐れ、異質なメンバーを
排除してしまうケースも見られます。
例えるなら、
水と油をただ一緒に入れただけでは、
自然と分離してしまうように。
●チームの結束を強化する異なる才能の理解
異なる才能を理解し、尊重することで、
チームの結束力は格段に高まります。
例えば、
各メンバーの強みと弱みを明確にし、
それを基に役割分担を行うこと。
これだけでも、協力関係が強化されます。
しかし、単に“寄せ集めただけ”では
チームの結束力は高まりません。
互いの違いを率直にぶつけ合うことで
化学反応が起きます。
それぞれの素材の特徴を理解して、
適切な分量で配合し、十分に撹拌することで
“旨味”のあるドレッシングが出来上がるんですね。
異なる視点やスキルを持つメンバーが集まれば
新しいアイデアも生まれやすくなります。
これにより、
組織全体のイノベーションが促進され、
よい意味での競争力が向上します。
そのためには、安心安全な環境で
率直に意見をぶつけ合えるような
下ごしらえが必要になります。
●実践的な異才能交流イベントの開催方法
下ごしらえとして、おすすめなのは
交流の場を作ること。
しかし、交流の場を設けることは
日々の業務に追われて後回しにされがちです。
理由としては、リソースの不足や
組織の優先順位の問題があります。
「忙しい」とか「目先の仕事が優先」といったことですね。
緊急ではないが重要なことなので、
きちんと取り組みたいところです。
具体的な交流イベントとして、
・ワークショップ
・パネルディスカッション
・グループプロジェクト
などが有効でしょう。
また実施の際はオンラインツールを活用することで、
場所を問わず、多様なメンバーが参加できるようになります。
こうした安心安全な交流の場を通じて、
率直に意見を言い合える企業文化を醸成することが
チームを作り上げるのです。
●まとめ
異なる才能を持つ個人が交流することの
重要性を再確認していただけたでしょうか?
もしあなたが、異なる才能が混ざりあった
“旨味のあるドレッシングのようなチーム”
を作りたいのなら、
7/21のウェルスダイナミクスFESTAにも
ぜひ足を運んでみてください。
このイベントは単なる講演会ではなく
異なる才能を持つ人々の交流を実感する
絶好の機会です。
↓↓↓
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ウェルスダイナミクスFESTA 2024
https://jwda.org/wdf2024/
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(一社)日本適性力学協会
認定WDコンサルタント
喜多庸元
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