今回は、
人材開発の投資を「持続可能なもの」
にするポイントは「組織づくり」にある、
ということについてお伝えしてみたいと思います。
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はじめまして。
本年より「才能経営@タレントダイナミクス」の
記事を喜多氏と一緒に担当いたします、
トレーダープロファイルの
西宮鉄二(にしみや てつじ)と申します。
簡単に自己紹介させていただきますと……
私は大学卒業後に
自己開発セミナー会社に就職して約10年、
その後、経理職に転向してからの約12年間に、
管理部門全般(財務・人事・総務・経営企画)を経験。
2015年から経営コンサルタントとして
独立いたしました。
2020年より(一社)日本適性力学協会の
法人事業部ディレクターとして、
才能経営®️のコンセプトを提唱し、
タレントダイナミクス関連のコンテンツ開発、
コンサルタント育成、法人研修講師として
活動しております。
本コラムでは、
自身の企業での管理部門での経験と、
クライアント企業様への
才能経営コンサルティング実践の中で
見出したエッセンスを
お伝えしたいと存じます。
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前回の喜多氏の記事では、
“企業にとっての大切な財産である
「人材開発」の投資価値についての深掘り”
がテーマでした。
その中で、
「人材開発への投資は、単なるコストではなく、
企業の将来を切り開くための重要な投資である」
というメッセージがあったのですが、
あなたはどのように受け止めましたか?
「人材開発が大切なのはわかるけど、
今はそんな余裕はないよ」
「具体的な成果が見えにくいので
後回しになってしまう」
「社員に投資しても、辞められたら
無駄になってしまうでしょ」
などなど、多くの企業様から
聞くお声でもあります。
しかし実は
「人材開発」「人材育成」
に取り組むなら、
まさに今が好機なのです。
その理由は?といいますと……
●人材獲得戦争に向けた企業戦略
2022年8月30日、内閣官房より
「人的資本可視化指針」の最終版が発行されました。
これは簡単に言うと、
「人的資源へ投資する企業を評価する」
というものです。
その企業は人材をどのような方針で扱っているのか、
具体的にどのような人材育成を行っているのか?
上場企業においては、たとえば、
研修内容などの情報開示までもが必要となる、
とされています。
人的資本情報の開示は、
投資家の注目を集めるだけではありません。
少子化が進む昨今、
その企業が人材育成・活用に注力していることは、
優秀な人材にアピールして目を引くことができます。
これは、将来的に「人材獲得戦争」に
有利に働くことにもつながるでしょう。
ですから、今こそ「人材開発」への投資を行うことは
最も時代の流れに沿った企業戦略の1つと言えます。
●「優秀な人材を育てるための投資」だけでは片手落ち
一方で、少子化が進む現代においては、
企業側が望むような「優秀な人材」を獲得することは
非常に困難になってきており、
単に「優秀な人材を育てるための投資」という
観点だけでは片手落ちになってしまいます。
つまり、今必要とされている「人材開発」の論点は、
「どんな人材でも、
その持ちうる才能・能力を
最大限に引き出せる組織になる」
ということが、
より重要なポイントになります。
つまり、
これからの「人材開発」で投資すべき対象は、
単なる「社員一人ひとりへの能力開発」という
個へのアプローチだけでなく、
「社員が才能を発揮できる組織づくり」
という点にあるということです。
具体的に言えば、
「組織内でお互いの価値観や才能、適性を
共通言語として知り合っている関係があり、
その基盤の上で適材適所のマネジメントが行われ
人材が最大限に活かされている状態」
そんな組織状態を作れたなら、
究極的に「どんな人材が来ても活かせる」訳ですから、
その投資価値は「持続可能なもの」になるはずです。
ぜひ「人材開発」への投資に、
人材を最大限に活かせる「組織づくり」
という観点を加えてみてはいかがでしょうか?
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そのような状態を作り上げることのできるメソッドの1つが、
才能経営®️タレントダイナミクスです。
どのようにそのような
組織を作ることができるのか?
具体的な事例をご紹介していますので、
ご覧いただけましたらご参考になるかと存じます。
↓↓↓
<タレントダイナミクス導入事例紹介>
株式会社DATAKIT
代表取締役 喜多 庸元様
最後まで、お読みいただきまして
ありがとうございます。
また来月に続きをお届けしたいと思います。
(一社)日本適性力学協会
法人事業部ディレクター
西宮 鉄二
追伸:
もし才能経営®️やタレントダイナミクスに
ご関心をお寄せいただけましたら、
下記リンクの相談・お問い合わせから
お気軽にご連絡ください。
<関連リンク>
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